バージョン8.0の新機能:可視化とグラフィックス
Mathematica 8には統計,金融,ウェーブレット,制御関連の可視化を含む多くの新しい分野の可視化が加わっている.これらのすべての分野でアルゴリズム的,審美的の両方で高度な自動化が提供されている.Mathematica 8では,より豊かなグラフィックス言語と新しいインタラクティブグラフィックスエディタのためのテクスチャや塗りつぶし曲線を含む,すべての既存の分野において数多くの改良点も加えられている.
統計の可視化における新機能 »
SmoothHistogram — 密度推定を平滑化する
SmoothHistogram3D ▪ DensityHistogram ▪ SmoothDensityHistogram ▪ PairedHistogram ▪ ...
ProbabilityScalePlot — 正規プロット,ワイブル(Weibull)プロット等
QuantilePlot ▪ ProbabilityPlot ▪ ...
BoxWhiskerChart ▪ DistributionChart ▪ ...
金融の可視化における新機能 »
CandlestickChart — 始値-高値-安値-終値のローソク足およびOHLCグラフ
InteractiveTradingChart — インタラクティブな取引チャート
TradingChart ▪ FinancialIndicator ▪ ...
KagiChart ▪ RenkoChart ▪ PointFigureChart ▪ ...
新しい組込みウェーブレット可視化 »
WaveletListPlot — ウェーブレット変換係数をプロットする
WaveletMatrixPlot ▪ WaveletImagePlot ▪ WaveletScalogram ▪ ...
新しい組込みの制御系可視化 »
RootLocusPlot — パラメータを変化させながら根軌跡をプロットする
BodePlot ▪ NyquistPlot ▪ NicholsPlot ▪ SingularValuePlot
情報の可視化の新機能と改良点 »
PairedBarChart — ペアの棒グラフを作成する
ScalingFunctions — 図表化するときにどのスケーリング関数を使うかを指定する
BarChart ▪ BarChart3D ▪ BubbleChart ▪ BubbleChart3D ▪ Histogram ▪ Histogram3D ▪ CandlestickChart ▪ ...
科学的可視化の新機能と改良点
DiscretePlot(変更)— 1変数の離散関数をプロットする
DiscretePlot3D — 2変数の離散関数をプロットする
TextureCoordinateFunction — 可視化関数のテクスチャマッピングを指定する
Plot3D ▪ ParametricPlot3D ▪ ListPlot3D ▪ RegionPlot ▪ RegionPlot3D ▪ ContourPlot3D ▪ ListContourPlot3D ▪ ...
インタラクティブグラフィックスの編集の改良点
ブラフィックス ▶ 描画ツール(変更)— グラフィックスをインタラクティブに描画,編集する
記号的なグラフィックスの新機能,改良点 »
Texture — 多角形またはその他の塗りつぶされたグラフィックスオブジェクトの面のテクスチャを指定する
FilledCurve — 2Dにおいて線分で囲まれた塗りつぶし面
JoinedCurve — 2Dにおいて結合された曲線線分
Translate(変更)— 複数のグラフィックスプリミティブのコピーを表す
Arrow(変更)— 複数の矢印を効率的に表す
VertexTextureCoordinates ▪ CurveClosed ▪ ...
音声出力における新機能
Speak(変更)— 数式,ダイアグラムを含む任意の式を音声出力する
SpokenString(変更)— 式の音声表現