有限要素法

有限要素法は,任意形状の領域において微分方程式を解く数値法である.有限要素法は,特別の離散化方法としてNDSolveに実装されており,主にNDSolveを通して使われる.加えて,低レベルの有限要素の機能へのインターフェースも提供されている.

NDSolve 数値的に微分方程式を解く

NIntegrate 数値的に積分する

NDEigensystem 微分の固有値と固有ベクトルを数値計算する

メッシュ生成

ToBoundaryMesh さまざまな入力を境界メッシュに変換する

ToElementMesh さまざまな入力を完全なメッシュに変換する

ToGradedMesh Lineグラフィックスプリミティブの入力をグレーデッドメッシュに変換する

ElementMeshRegionProduct 要素メッシュの直積

ElementMesh メッシュデータ構造

NumericalRegion 記号的でメッシュのデータ構造

PointElement  ▪  LineElement  ▪  TriangleElement  ▪  QuadElement  ▪  TetrahedronElement  ▪  PrismElement  ▪  HexahedronElement

初期化

InitializePDECoefficients 偏微分方程式の係数を初期化する

InitializeBoundaryConditions 境界条件を初期化する

InitializePDEMethodData 偏微分方程式法データを初期化する

PDECoefficientData  ▪  BoundaryConditionData  ▪  FEMMethodData

離散化

DiscretizePDE 初期化された偏微分方程式を離散化する

DiscretizeBoundaryConditions 初期化された境界条件を離散化する

DiscretizedPDEData  ▪  DiscretizedBoundaryConditionData  ▪  DirichletCondition  ▪  NeumannValue  ▪  PeriodicBoundaryCondition

DeployBoundaryConditions 離散化された境界条件を離散化された偏微分方程式に配備する

LinearSolve 方程式の線形系を解く

PDESolve 線形と非線形の方程式系を解く

後処理

ProcessPDESolutions 解のデータをInterpolatingFunction内で処理する

ElementMeshInterpolation メッシュについての解からInterpolatingFunctionを作成する