MatrixPlot

MatrixPlot[m]

行列中の要素の値を視覚的に表すプロットを生成する.

詳細とオプション

例題

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  (4)

行列を色の配列としてプロットする:

白と黒だけを使って行列をプロットする:

密行列の構造をプロットする:

疎行列の構造をプロットする:

スコープ  (19)

データ  (10)

密行列をプロットする:

疎行列をプロットする:

長方形ではない「行列」を,欠けている要素を透過的にしてプロットする:

負の項目は寒色,正の項目は暖色,零は白で表示される:

零近くの項目は少し灰色がかった表示にする.零に非常に近い項目は白くなることがある:

複素数は実部に基づいて示される:

Noneは欠測値と解釈され,透過性を使って表示される:

None以外の記号値は暗赤色で示される:

非常に疎な行列の場合,項目がよく見えるように色は暗目に表示される:

無理数の項と任意精度の項を持つ行列を示す:

プレゼンテーション  (9)

ラベルを加える:

個々のセルの色を指定するのに明示的な色指示子を与える:

名前付きの色勾配を使う:

行列の疎な構造をハイライトするために白黒の色関数を使う:

負の値は青,正の値は赤のカスタム色関数を使う:

ColorRulesを使って異なる値を色分けする:

優先順位はColorRulesを高くし,ColorRulesColorFunctionの両方を使って要素に色付けする:

MeshMeshStyleを使ってオーバーレイメッシュを提供する:

プロットテーマを使う:

オプション  (33)

AspectRatio  (2)

すべてのセルを正方形にする:

異なる縦横比を使う:

Background  (2)

Backgroundは通常辺の周囲のみで可視となる:

明示的な項目がNoneのときは常に背景が「透けて見える」:

ClippingStyle  (3)

デフォルトで,切り取られた値は鮮やかな赤または青に色付けられる:

切り取られた値に明示的な色を使う:

Noneを使ってスタイルを使わないようにし,そのセルの背景を見せる:

ColorFunction  (5)

明示的な色関数を使う:

色関数として純関数を使う:

ColorDataから名前付きの色勾配を使う:

ある値について色関数が定義されていない場合,暗赤色が代りに使われる:

次の場合は,すべての値に対して色が定義されている:

複素行列の場合は,色関数には実部が使われる:

ColorFunctionScaling  (4)

デフォルトで,広い範囲の値の弁別には項目の非線形スケーリングが使われる:

ColorFunctionScaling->Falseとすると項目はスケールされない:

ColorFunctionScaling->Falseとすると,MatrixPlotArrayPlotのように振る舞う:

ColorFunctionScalingColorRulesには効果がない:

ColorRules  (6)

明示的な値またはパターンについての色規則を指定する:

_についての規則を加えて「デフォルトの色」を実装する:

配列に記号値を入れることができる:

ColorRulesで任意のパターンを使う:

規則は与えられた順番で使われる:

ColorRulesColorFunctionとともに使うことができる.優先順位はColorRulesの方が高い:

DataReversed  (1)

列の順序を逆にする:

MaxPlotPoints  (1)

デフォルトで,サンプルの大きいおよび/または疎な行列をダウンサンプルするのに自動メソッドが使われる:

ダウンサンプルしないと,項目は見えにくくなる:

MaxPlotPointsのダウンサンプルした値を明示的に設定する:

結果のプロットの視覚的外観もまたColorFunctionの選択の影響を受ける:

Mesh  (3)

すべてのセル間にメッシュラインを挿入する:

19行のメッシュラインと1列のメッシュラインを挿入する:

メッシュラインに一連の色を使う:

MeshStyle  (1)

メッシュをピンクにする:

PlotRange  (3)

すべての要素をプロットする:

値が0から1までの要素だけをプロットし,残りは切り取る:

PlotRangeの最初の2項目は含める行と列の範囲を指定する:

PlotTheme  (2)

単純な目盛,格子線,明るいカラースキームのテーマを使う:

格子線が表示されないようにする:

アプリケーション  (3)

疎行列をプロットする:

左上の対角ブロックをズームインする:

離散フーリエ変換行列の虚部をプロットする:

ランダムな方向の5つの正弦波の値の表をプロットする:

特性と関係  (6)

MatrixPlotでは負の項目は寒色,正の項目は暖色になる:

ArrayPlotはグレースケールを使う:

MatrixPlotは広範囲の値を弁別するために行列の項目を再スケールする:

再スケールしないと弁別できる項目数が少なくなる:

ReliefPlotを医療データや地理データに使う:

連続密度からサンプルされた構造化データと非構造化データにListDensityPlotを使う:

ArrayPlot3Dをデータの3D配列に使う:

GraphPlotを隣接行列の可視化に使う:

考えられる問題  (2)

MaxPlotPointsを使うともとのデータには存在しないアーチファクトが生まれるかもしれない:

MaxPlotPointsオプションの値が小さいと,すべての項目が非零になる:

零に非常に近い項目は零として扱われることがある:

おもしろい例題  (1)

Sin関数を整数点でプロットする:

Wolfram Research (2007), MatrixPlot, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/MatrixPlot.html (2014年に更新).

テキスト

Wolfram Research (2007), MatrixPlot, Wolfram言語関数, https://reference.wolfram.com/language/ref/MatrixPlot.html (2014年に更新).

CMS

Wolfram Language. 2007. "MatrixPlot." Wolfram Language & System Documentation Center. Wolfram Research. Last Modified 2014. https://reference.wolfram.com/language/ref/MatrixPlot.html.

APA

Wolfram Language. (2007). MatrixPlot. Wolfram Language & System Documentation Center. Retrieved from https://reference.wolfram.com/language/ref/MatrixPlot.html

BibTeX

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BibLaTeX

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